「あさきゆめみし」源氏物語　光源氏　離別

誰しも春の中では生きてはいけない。

夏の熱も冬の冷気も知らなければその中に生きている喜びも決して知ることはできない。

そうではない。

あなたが私を捨ててゆかれるのではないか…それは私のように心足りぬものをあなたがお見捨てになるのももっともかもしれないが…ひとたび縁あってこれまできたのです。

見捨てずに添い遂げてこその愛情というもの。

長い間、返事をいただけぬのはなまじ拒絶をされるより辛い思いです。

この上はせめて私を愛せないとでもお言葉をかけていただけませんか？

…もはやこれ以上申し上げますまい…けれども、これであなたへの敬愛までもが消えるわけではありません。

私たちの間で変わるものなどなにもありません…

あの人を愛し…幸せにしたいと思い…だが結局…私という人間は…あのかたを苦しめるだけの存在だった。

never say can't！！
let us begin.
take a stand.

To make each day count.

Go on more adventures.

Live more freely.

When you got nothing,
you got nothing to lose.

真実を求める者に捧ぐ