2020-09-25から1日間の記事一覧
信兵は実に戦う 裏をもって謀ればまたその裏をもって謀る 備え無きを攻め、その不意を出ず 高きにより下きを視れば勢い竹を裂くが如し 水来たらば土もて覆い 将至らば兵をもって迎う 難道行くに従って狭く、山川あいせまって草木の茂れるは敵に火計有りとし…
戦は正確な情報を掴む事が勝利に繋がる。 諜報活動は極めて重要であり、その為の費用を惜しんではならない。 諜報活動をする者を上手く使いこなせない人間は戦争に勝てない。 「敵を知り、己を知れば絶対に負ける事がない」 ・己を知って敵を知らなければ勝…
指揮官たる者の感情に早った行動を戒め、常に冷静でなければならない。 計数を把握し、計算を綿密にするのは指揮官の持つべき資質である。 この条件を備えている指揮官は用兵に巧みであり、概ね大雑把で計数を把握しない者は戦っても負ける確率が高い。 全て…
状況に対応して的確な戦術をとり、内部指導をするのが良い指揮官だ。 指揮官は権威と主体性を持つべきである。 一定の秩序と軍内の団結で指導力を確立せねばならない。 指揮官は君主を補佐する重要な存在である。 君主と将の関係が親密であればその国は必ず…
地形に応じた作戦が望ましい 作戦は戦場となる地域の性格に応じて違った戦い方をせねばならない 散地 自国の領内で戦う場合、その戦場となる地域 散地では戦いを避ける事 軽地 他国領ではあるが、それほど深く入ってない地域 軽地には駐留してはならない。 …
地形、敵情、味方の戦力に応じた戦闘配置が大切で、固定した配置はいけない。 こちらから積極的に仕掛けないで、敵が仕掛けてくるのを待つ。 進んで攻撃するよりも、退いて守りを固める。 これが上手な戦い方である。 敵の軍使がへりくだった口上を述べなが…