鮭が戻る川のような企業
派遣切り…
年越し派遣村なんて10数年前にありましたね。
ところが今や派遣社員だけでなく、小さい子供のいる家庭の母親の仕事も危うくなっている。
幼稚園児を家に1人で留守番させておくには色々と怖い。
休ませてくれないなら、仕事を辞めざるをえない人も多いことでしょう。
それは賢明な決断です。
ただ、仕事をするには理由がある。
生活の為のお金はもちろん、社会貢献、人生経験、見聞を広めるなど理由はそれぞれ。
自分で選んだ仕事…辞める時も自分で決めたい。
辞めざるをえないなんて残念なことなど本当は誰もしたくない。
企業側からしたら、仕事がなく、利益出せないのだから人員整理は自然流れ。
それはわかる。
やることないのにいるだけの人材に給料を支払う訳にはいかない。
または忙しく人手不足の状態で休むのなら、他の人を雇う。
それもわかる。
時事問題ですよ、企業さん。
ここで「恩を売る」ではないけれど
「休んで下さい。是非、家庭を優先して下さい。そして、落ち着いたら戻ってきてもらえたら、大変ありがたい。いつでもあなたの席は空けておきます」
と言って欲しいもんだ。
そうなれば、そう言われた人はまた働く時には同じ職場を選ぶ。
復職した時はお互いが笑顔になるんじゃないかな。
誰もが不幸にならない方法で…いや、みんながほんの少しずつ傷を分かち合うのが最良なのかもしれない。
1度聞いただけなのにとても心に響く本質…
「全員幸せになるには全員少し不幸になること」
もっともだと思います。
比較してしまうから、損得、多い少ない、運不運…持っている人持っていない残念組がどうしても生まれてしまう。
食料やマスクの買い溜め…嘆かわしい。
地獄と天国には同じ物があるなんて聞いたことありませんか?
地獄には大皿に美味しそうな食べ物が山盛りになっている。
でも、長ーーい箸しかない。
だから、食べるに食べれず苦しむ。
天国には大皿に美味しそうな食べ物が山盛りになっている。
でも、長ーーい箸しかない。
けれど、自分の箸でつかんだ食べ物を他人の口にアーーンしてあげる。
そして、他人からアーーンしてもらい自分も食べられる。
天国と地獄…同じ物があるのにこんなに違いが出る。
艱難辛苦は人生の常。
それ故に乗り越えた先には喜びがある。
成功も失敗もない。
勝ちも負けもない。
正しい間違いもない。
やるかやらないかはある。
自分の為、人の為、行動するのに理由はないし、いらない。
そう思ったら、そうするのだ。
…どうせ何かをやるのなら、後世の世代に繋がる言動を。
水のように生きる。
常に流れている水は腐敗しない。
心のきれいな部分は清流そのもの。
誰にでもある。
なくなることなどない。
さあ、今日も水のように生きましょう。