感染力をうまく使う
感染と聞くと今は新型コロナウイルスと即答できる。
インフルエンザや風邪、その他の伝染病も感染。
そして、デマや情報操作、扇動による恐怖・悪しき習慣や伝統も一種の感染といえる。
「昔からこうだから」
「みんなやっているから」
「昔からこの地域に伝わる伝統」
「いつもこうしてる」
「こうするのが当たり前」
「常識」
「ルール」
「決まり」
ほぼ全て他者からの教えとなる。
「いつもこうしてる」においても過去の自分からの教えとなる。
人間は何をするにもまずは頭で考えてから行動したがる生き物。
重要な決定の時なら尚の事、時間をかけて考えたがる。
「一晩考えて決める」
実に滑稽だ。
時間をかければかけるほど迷いが生じる。
人間は感情の生き物でもあるからだ。
失敗しない…そして、今あるものを守ろうしてしまう。
そうなると、何もしないことこそ失うことが何一つないとなる。
大自然の、生き物としては動かずして何かを得るということはない。
蜘蛛やウツボのように待ち伏せして狩りをするのは動かないことではなく、あらかじめ仕掛けをしておいて待機なのだ。
そもそも、狩りの方法はともかく、「狩りをする」という決定はすでに行動しているといえる。
動物や虫に例えるとわかりやすい。
彼らはじっくりと考えたりはしない。
空腹を満たす為に狩りをしよう。
↓
近くに獲物がいる。
↓
捕らえて自らの食料とする。
その時の状況に応じて即行動しているだけなのだから。
「こうやって近づいて…」しか考えていない。
失敗したらどうしようなんて微塵も思わない。
もちろん、猪突猛進だけでは成功しない。
地上最速の生き物チーターのハンティング成功率は7%
野生動物の中ではかなり低い方だ。
ちなみに最上位はリカオンだ。
イヌ科の生き物。
体は大きくはないが集団で狩りをする。
そして、最高の武器はスタミナ。
リカオンはそれを知っているから、決して焦りはしない。
マイペースで走り、獲物が自滅するのを待つだけでいいのだ。
ハンティング成功率は80%以上。
知っているや焦りはしないといったが、リカオンは…いや、捕食者はほぼ全て無心で獲物しか見ていないだけだ。
それに彼らには明日などない。
今日を生き延びることしかない。
それは人間にとっては理想の生き方ではないだろうか…
刺激や楽しみを求め、わざわざどこかに行ったり、情報を集める…
考えて行動する。
だが、真に刺激を求めるのはなら常に命懸けの状態こそ刺激そのものであり、生き延びた時の充実感は計り知れない。
戦場を経験すると平穏な暮らしでも毎日生きていられることに満足し幸せを感じられる。
生きることは奇跡のようなもの。
毎日の10万回の心臓の鼓動。
天候、他の生き物とのやり取り。
病や怪我を乗り越えること。
危険を察知し回避する。
追い詰められた時には戦い、勝つこと。
とにもかくにも毎日が生存競争なのだ。
最前線の戦場でないから実感しづらいでしょうが…
誰しも毎日の戦いを経ている。
歴戦の強者!
そして…この数ヶ月はコロナウイルスという人類全体の共通の敵が現れた。
感染して免疫・抗体が備わっていない場合は残念ながら生き延びれない。
万能薬はまだない。
しかし、人間には不思議な力がある。
末期ガンが突然消えたりする。
意志こそ全て。
「できる」と思ってもできないこともある。
だが、
「できない」と思うと、決してできることはない。
第二次大戦のドイツや日本が強かったのは信念があったからだ。
「最後まで勝つと信じた者が勝利するのだ」
決してうわべだけの洗脳や自己暗示ではない。
今の自分で未来の自分を強い意志と揺るぎない信念で感染させるのだ。
怖いのならとことん怖がり乗り越えてしまえば、恐怖は火となり力になる。
考えてできるものではない…
直感に従い、後は無心で、ただ一念のみを持って突き進むのだ。
他者からの感染に良いことはない。
評判、噂、情報、病はもちろん、薬を注入さえも最良ではない。
あらゆる敵に打ち勝つ能力は万人に既に備わっている。
多くの人がそれを忘れかけている。
失っている者もいる。
自らの魂を探せ!
目先の利益や小競り合い…小さな戦いに力を注ぐな!
小事に命を懸け、大事に生命を惜しむことがあってはならない。
生命とは…
その答えはあなた自身の中にある。
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