人間とて動物にすぎない - 真実を求める者に捧ぐ

先日も話をした

中国春秋時代の名宰相

最も有名な彼の言葉…

「倉廩満ちて礼節を知り、衣食足りて栄辱を知る」

民には高潔な精神、理想よりも、先ずは満足な食を摂り生活を安定させる…その後でこそ自ずと道徳というものを知る。

現在の世界でも通ずる。

コロナウイルスに対する各国政府の対応に庶民は不満だらけだ。

「お金がなくなると人は心が荒む」なんてことを言う人もいる。

確かに外出自粛を主とする緊急事態宣言の状態が長引けば…多くの人が飢える。

今まで享受してきた日常のささやかな楽しみさえも失う。

今を生きることさえ難しくなる。

欧州の人なら、天然痘や黒死病で手痛い歴史がある。

アフリカだってエイズやエボラ出血熱があった。

だが、流行病といっても全員が死に至るわけではない。

経済がこのまま停滞すれば…手元にお金がない者は日々の食すらも摂れなくなる。

最悪のケースは労働者がいなくなったら、大富豪でも飢え死にする。

お金では生活必需品を買えても、作れはしない。

労働しなくては決して得られないのが食料だからだ。

…武漢のように現状で街を開放したら、また感染の第二波があることは明らか。

だが、このまま自粛だけでは…

抗体を持つ人を増やしていけば良いのだが…

答えなどない。

ここでJFKの名言を紹介したい。

国があなたのために何をしてくれるのかを問うのではなく、あなたが国のために何を成すことができるのかを問うて欲しい。

Ask not what your country can do for you; ask what you can do for your country.

日本人よ日本人たれ！