大政治家はどこにいるのか?
コロナウイルスに対する最高権力者から地方の小さな町の議員まで対応は大差がない。
過去の教訓から学び、今ある手持ちの駒で動き、物資の確保と流通に力を注ぐ。
大まかなその場しのぎの指示はするものの、未来に向けての方向性を示す人がいない。
選挙の為の議員活動は巧みでも、未知の問題には無力な事が露呈した政治家はどれほどいるのか…
ここで、大政治家であり、大立法者であり、大戦闘家でもあるフランスのナポレオン皇帝の言葉に耳を傾けたい。
↓
政治を司る人は自分の感情は犠牲にしなければならない。
行政に関しては経験が全てである。
国家の安寧と財産の豊かさが見られるのは、毎年税率を変更しない国に限られる。
立派な農業に基礎を置いた財政は決して破綻する事はない。
大衆に頼ってしか偉大なことはできない。
あらゆる主権は民衆に属する。
人民の心を収攬する立派なやり方は人民に善を施すことである。
人民にへつらうほど危険なものはない。
脅迫手段によっては国民からは何一つ得られないであろう。
恐怖は勇者の心に対しては無力である。
殺戮から生ずるものは無に終わる。
心せねば革命の実りは失われることになる。
力は常に力であるが、熱狂は熱狂にすぎない。
しかし、説得は人々の心に留まって刻みつけられる。
大きな仕事においては、人は常にいくらか偶然を考慮に入れることを余儀なくさせられる。
私は100万の銃剣よりも、3枚の新聞紙をもっと恐れる。
↑
彼は人生の3分の2を戦場で過ごしたといわれる。
だが、パリの執務室にいる法の整備や新たなものを創り出すことに時間を割いた。
教育に力を入れ、学校の数が数倍に増え、税収の取り立て人を減らし、歳入を倍に増やした。
現在のフランス警察の基礎や大学入試制度(バカロレア)やフランス最高の栄誉であるレジオンドヌール勲章は今もある。
ナポレオン統治下のフランスではパンの値段は一定であり、失業者が増えた時には公共工事を増やす…たくさんありすぎて全てを述べるのは大変だ!
3世代の王が200年かけてやることを3年で成し遂げたともナポレオン研究家からは考察される。
なにより、国民の支持は圧倒的。
ナポレオンが第一統領から皇帝になろうとした時、国民投票にかけた。
賛成360万票、反対5000票
これほど、圧倒的勝利はあっただろうか。
日本でもそうだが、過半数やら3分の2以上の議席を取るのに必死な政治政党の力が知れる。
どんぐりの背比べ。
大した差はない。
国民が喜びそうな同じようなことを言い、媚び諂う。
政治家は国民を引っ張る・導く存在であって欲しい。
多数決の意見をより重視し、後追いで政策を打ち出すようでは、緊急事態に先手を打って対策を立てるというのは無理な話だ。
小さな政治家達が互いの足を引っ張り合い、時間と税金を消耗するのはたくさんだ。
…大政治家はどこにいるのか?
世界を率いるに値する存在が必要なんだ。
たった1人でいい…
真実を求める者に捧ぐ
Twitter→https://twitter.com/@11K63eS5d62NA3j
blog→https://marsminos.hatenablog.com/
http://minosman.wordpress.com/
youtube →https://youtu.be/O6JfsxTGRa0