スピルバーグ流子育て
コロナウイルスによる外出自粛で家庭内がうまく行っていないとか…
夫婦間
親子間
兄弟間
長時間一緒にいると相手の嫌な部分が明確になりすぎてイライラしてしまうのだろうか。
いつまでも室内に居て、開放できない力を持て余して動くものに八つ当たりしてしまう。
それがどんな関係性の間柄でも
魚に詳しいサカナくんも言ってました。
「魚達にもいじめはある」
狭い水槽内に複数の魚を入れておくと最弱の者を集団で小突くようだ。
場合によっては死ぬまで…
そして、いじめられているその最弱の者がかわいそうなので別の水槽に移す。
そうなると次に弱い者を集団でまた小突く…
広い海ならそんなことはなさそうだ。
同じ種類なら、食料やナワバリ、メスを巡る戦いはあるだろう。
それは弱肉強食の大自然の世界では当たり前の出来事。
だが、それはいじめとは違う。
ところが、狭い水槽に入れられてしまうと力を持て余して、狭い世界ゆえに順位付けを明確にしなくてはならない本能がそうさせるのだろう。
人間も似ていますね。
規則に縛られた世界ほど、いじめや小競り合いが起きる。
広々とした大草原ではそんなことは起きない。
他の人を見かけたら声をかけて仲良くなったり、広大な砂漠で迷っていたならば、協力してこの窮地を脱することを考えるのではないか?
もちろん、生死を左右する水や食料問題が起きたら死を懸けた闘いが起きてしまうだろうが…
コロナショックなど実は大したことはない。
空気感染しないのだし、他人と接触しないとか、手洗い徹底するなどポイントを押さえていれば感染は防げる。
万が一感染しても致死率は5%もない。
確率でいえば近所のスーパーに買い物行くのに車乗る方がよほど危険行為といえる。
そうはいっても私のような一人暮らし者には家庭内のストレスはない。
以前、子供の水泳コーチを少しやっていた経験上、親子間の小競り合いを苦々しく思う私の知識を役に立てればと思う。
実は…仕事帰りや休日の買い物途中など、この3日間で近所の家から4度の親子喧嘩の声やら物を投げる音が聞こえてきてね…(それぞれ別の家)
もちろん、どっちが悪いも何もない。
あえて言うなら、どちらも良くはない。
ただ、親の方がもう少しうまく立ち居振る舞いができたのではなかろうか?
そこで、映画監督のスティーブン・スピルバーグの子供への接し方を話すとにする。
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子役への配慮として、子供扱いしない。
言葉遣いや態度も大人の俳優と同じ扱いをする。子供だからといって特別扱いはしない。
そうなると、子供は自分が子供であることの甘えもできなくなり、しっかりと役に打ち込んでくれる。
プロ扱いされることが嬉しくも辛くもあるだろう。
だが、責任感を持たせたり、プレッシャーをかけることで良い仕事ができるようになる。
そこで潰れてしまうような子はオーディションにも引っかからない。
子供には子供扱いするのではなく、子供の役をする経験の少ない俳優と思うだけ。
子供扱いしなければ子供もまた普段の子供らしく振る舞うことをせず、子役の俳優としてプロに徹してくれる。
これは大人の俳優でも同じこと。
俳優との信頼関係は不可欠。
そうすれば最初から全てをさらけ出してくれる。
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スピルバーグの子供への演出はなかなか優れている。
映画「ET」はとても良い成功例といえる。
主役のヘンリー・トーマスや現在も活躍しているドリュー・バリモアなどの演技は自然かつ見ごたえ十分。
まだ観たことのない人や、久しぶりに観る人も改めて感動できることでしょう。
そうそう、スピルバーグの母親曰く
「子供が何かを求めるなら、それをやらせるべき」
子供の才能を最も潰す存在でもあり、才能を守るのは最も身近な人達ですよ…
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