高齢者の星
プロスキーヤー?
冒険家?
登山家?
エベレストに挑戦し続ける三浦雄一郎さん。
昨年の2019年1月86歳で南米アルゼンチンにある南米最高峰アコンカグア(標高6,960.8 m)登頂を目指す。
ベースキャンプから5580mまでヘリコプターで飛び、6000mまで酸素ボンベを使って登るが、体調不良により断念しヘリコプターで下山した。
この人の挑戦の終わりはないのだろう…
年齢など関係ないことを感じさせてくれる。
日本にいる時は週に何度も焼肉をたらふく食べる。まるで甲子園球児のように。
一般の人なら糖尿病や痛風になってしまう。
そして、足に重りをつけて大きなザックに40キロの重りを詰め込み5キロ歩く。
まるで軍隊のエリート部隊の訓練のように。
だが、そんな脅威の体力を持つ三浦さんも五体満足ではなく、不整脈という持病がある。
冠動脈の25%が詰まっていて、医者からは登山を反対されている。
でも、三浦さんは
「75%は通っている。80歳だから登る。年齢による体の変化をむしろ挑みがいのある冒険だと考えます」と前向きに考える。
三浦さん曰く
「夢というのは可能性。
それに向かい命を燃やすことで、人は心と体の生命力を高めることができる。
メタボの65歳で一念発起し、不整脈を抱えてエベレストに2度登った僕がそのいい見本です」
「人は年を取ると出来ないことの言い訳を
自分にするようになる。
でも、無理をしないでいると、そのレベルで衰えます。
逆に負荷をかけて体を動かせば高齢者でも若者と同じ比率で筋肉量や運動能力は向上する。
何歳になっても変われるのです。
夢のある目標にむけて、日々気持ちよく歩くだけでも、脳内物質が活性化して、やる気や達成感が増す。
孫との世界一周でもいい。
夢を持つのに遅いということはありません。
まずは心のスイッチを入れることです。
若者にも社会の枠にとらわれず、夢を持ち続けて欲しい。
今の日本は95%近い人が1つの型にはまっている気がする。それが安全で安定しているからです。
でも、時代をリードする想像力を持つのは異端と見られるぐらいの飛び出した人達。
リスクを冒し夢を諦めない精神の冒険家達です。
実はそういう人は潜在的に日本にたくさんいるのだと思う。
人生のチャレンジに目覚め、気づいてくれたらいいと思います。
夢は僕の人生を豊かにし、生きがいを与えてくれた。
父のように生涯現役の挑戦者でありたいと思います」
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素晴らしい人生…
私もまたやり直してみせる。
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