弱い自分には負けていない
「弱い自分に負けた」
よくある表現です。
自虐というか…謙遜というか、あまり他人のせいにしない自分に厳しい人がよく言う言葉です。
これにはいつも違和感がある。
「弱肉強食」という言葉もあるように弱いものは負けて強いものが勝つ。
ごく自然なこと。
でも、「弱い自分に負ける」…負けた自分が弱いんじゃないか?
ということは、自分を打ち負かしたもう1人の「弱い自分」はとても手強い相手だろう?
正しくは「弱い自分より強いもう1人の自分に負けた」だよ!
…どっちでもいいんですけどね(^^)
私は毎朝ジョギングをします。
もう20数年になる。
走ってない時期もあったりしましたが、最近また走り始めました。
マラソンに本気で取り組んでいた時、いつも1人で走るのですが、1メートル前を走るもう1人の自分を想像して2人!?で走っていました。
これがなかなか楽しい。
絶対に抜けない相手。
気を抜くと何十メートルか先に行って消えてしまう。
だが、本体の自分が調子良い時にはゴール前でハナの差で抜いて勝つ。
ギリギリで勝つなんて都合の良い想像をする。
ボクシングのシャドーボクシングもそういうところあったりして(^ ^)
だって、シャドーでKOされる人いますか?
それどころかたまに…最終ラウンドで自分の得意なパンチでKO勝ちするという漫画みたいなストーリーでやることありません?(^^)
まあまあ、イメージトレーニングは大切ですよ。
でも、見てみたいわー、シャドーでKO負けする人(^^)
話を戻して
キツイ!辛い!もう無理だ!といって継続していたことを投げ出すのは、手を抜きたがる力が強いもう1人の自分に負けているだけで、自分自身は決して弱くないということ。
勝っていることの方が多いはずです。
つまりはあなたは弱くない。
決して弱い自分に負ける更に弱い人ではありません。
誰かが言っていました。
「人間の本質は腐敗。銃で倒せる相手ではない」とね。
さあ、今日もなんとかしてやらない言い訳を探す弱いもう1人の自分をぶっ倒せ!!
走っていこー!(^-^)/
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